豆知識
2021.10.02
2022.06.03

効果的な3つの破風板修理を解説

効果的な3つの破風板修理を解説

最近外観が汚くなってきたな…

破風板ってどうやって修理するんだろう…

破風板の修理方法を調べたけど何が私に合っているのかわからない…

今回は、こんな悩みを持っている方のために

破風板の修理について解説していきます。

・このブログを読んでわかること

1.【修理する前に知っておこう】破風板とは?

2.【修理する必要がない?】破風板の機能や役割を解説

3.【破風板修理】主な修理方法は3つ

4.破風板を修理する時に費用を抑える方法を解説

5.【まとめ】おすすめする破風板の修理方法

【修理する前に知っておこう】破風板とは?

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破風板(はふいた)とは、屋根と外壁の間にある山形の部材です。

雨樋がついている破風板のようなところは鼻隠しと言われています。

ただの飾りに見えがちな部分ですよね。

しかし、家を守る重要な役割があります。

「風を破る板」という読み通り

屋根瓦や屋根の内部へ風が吹き込むのを防ぐ役目があります。

修理前に知って得する破風板の材質とは?

 破風板の材質は主に3種類あります。

種類ごとに詳しく解説します。

木質系


以前はほとんどの破風板が木質系でしたが、防火性に劣るため

最近ではあまり使われていません。

木質系の破風板は築20年以上の家屋で多く使用されています。

外壁や屋根に比べると劣化が早いため

塗装などのメンテナンスが必要です。

金属系


現在多くの住宅で使われているのが、金属系の破風板です。

トタン製は塗装の必要があります。

ガルバリウム鋼板はメンテナンスフリーで

耐久性と化粧性に優れています。

耐火・耐熱性は低く、火災などで高熱にさらされると

曲がる弱点があります。

窯業(ようぎょう)系


窯業とは、粘土、ケイ砂、石灰などを高熱処理して、

陶磁器や瓦、ガラスなど非金属原料を製造する工業です。

窯業系の破風板は、耐久性、耐火性、化粧性に優れています。

重量があるため耐震性は劣りますが、瓦のように屋根一面に

張り付けるものではないので、施工に大きな負担はありません。

※これから新築される人は、窯業系の破風板がおすすめです。

【破風板の役割】修理方法はここで決まる

破風板には4つの役割があります!

修理する前に役割を知っておくことであなたがどんな風にしたいのか

知ることができます。

では、詳しく破風板の役割について解説していきます。

防風の向上


屋根や軒天などは上から吹き降ろす風には強いです。

しかし、横風や下から吹き上げる風に弱い特徴があります。

破風板は、横や下から吹く強風を防ぐ役割を担っています。

防雨の向上


台風などの暴風雨のときの雨は、斜めや真横からも降ります。

破風板は、屋根の中に雨水が吹き込むのを防ぐ役割を担っています。

防火の向上


一般的に住宅の火災は下から上に延焼していきます。

破風板は、延焼を遮り火の手が回ることを防ぐ役割があります。

破風板がなければ炎を遮ることができません。

窓から上がった炎はあっという間に軒まで達します。

見栄えを良くする


屋根部分は垂木や桁などの木材で支えらえています。

破風板がないと垂木や桁などの内部の木材が丸見えになり

見栄えが悪くなってしまいます。

破風板は内部の木材を隠し、見栄えを良くします。

【破風板修理】主な修理方法は3つ

破風板の耐用年数は20~30年です。

劣化の状況により、おすすめする修理方法が変わってきます。

破風板には次の3種類の修理方法があります。

では、破風板の修理方法について紹介していきます。

【破風板修理】塗装


早めのメンテナンスには、塗装がおすすめです。

塗装はどの材質の破風板であっても行うことができる修理方法です。

塗装すれば、防水性や耐久性、美観を高められます。

街のリフォームメーカー では、外壁塗装の際にサービスで

行うことも多い破風板の修理になります。

【破風板修理】金属板金巻


木質系の破風板は耐久性が低いので、修理の周期が短くなります。

そのため、破風板の周りに、ガルバリウム鋼板などの

金属板を巻きつけて耐久性を高めます。

塗装による修理方法よりも、耐久性や美観を高められるのです。

また、あまりメンテナンスをしてくないという方には

こちらの修理方法をおすすめします!

【破風板修理】破風板交換


破風板や破風板下地の劣化が激しい場合は

交換工事をおすすめしています。

窯業系の破風板への交換が一般的です。

耐久性や防火性、美観も最も優れていますが

費用も一番高くなる破風板の修理になります。

【番外編】破風板修理の色選びのポイント


破風板の多くは水垢(みずあか)が目立つ部材です。

色を選ぶときには、白色を避けたほうが無難です。

どうしても白系の色にしたい場合は、薄いベージュやグレーがおすすめです。

破風板を修理する時に費用を抑える方法

修理をする上で一番気になるポイントは「費用について」ですよね。

塗装や金属板金巻きの場合は3万〜6万円が中心の価格帯です。

破風板の劣化が激しい場合は交換工事になるので

15万〜3o万円が中心の価格帯になります。

この価格帯に処分費や足場代などの必要経費が乗ってきます。

では、おすすめできる費用を抑える方法を2つ紹介します。

他の工事をする時に一緒に破風板も修理する

破風板の修理をした人の8割近くはこちらの方法を行っています。

破風板の修理をする際には高所作業ですので足場を組まなければなりません。

正直、破風板の修理する為だけに足場を組むのは非常にコストパフォーマンスが悪いです。

費用を抑えるコツは外壁塗装や屋根修理の際に一緒に行うことです。

金属板金巻きや塗装であれば、交渉次第でサービスで行う業者さんも多いでしょう!

破風板の修理には火災保険が使えば費用を抑えることができる。

破風板の役割の中にお家を「風から守る」があります。

破風板は風の影響を常に受けている部位です。

その為、風の影響により破損してしまったり、劣化してしまうことがあります。

火災保険の補償の中に実は風災という補償項目があります。

台風などの強風や突風によって何か損害が生じた場合、修理費用を火災保険会社から支給されます。

破風板の修理にかかる費用だけではなく、破風板の修理にかかる足場代や処分費なども

支給の対象範囲です!

もし、破風板が浮いてしまっている、釘が浮いているなどの破損がある場合は

火災保険の申請も一度検討しましょう!

まとめ

いかがでしたか?

今回のことをブログにまとめると次のようになります。

・破風板(はふいた)とは、屋根と外壁の間にある山形の部材

・破風板は風や火事からお家を守っている、美観を保つ役割もある。

・破風板の修理方法は「塗装」「金属板金巻き」「交換」

・他の工事や火災保険を使うと費用を抑えることができる

なぜかというとお客様からの評判が一番いいと感じているからです。

破風板の修理のことでお困りのことがありましたらお気軽にご相談ください。

ありがとうございました^_^

外壁塗装の優良会社紹介ヌリカエ