屋根修理の悪徳手口3選とその断り方を解説
「最近、屋根修理のしつこい営業が来るからいい断り方はないかな?」と気になり、情報収集していてこの記事に辿り着いたと思います。
悪徳業者にとって、屋根修理はとても勝手の良い商材です。
理由は「住んでいる方も屋根の現状を把握しにくいこと」「住んでいる方が屋根修理の知識が薄いこと」の2つです。
「屋根の瓦がずれているので無料で直しますよ」
「棟が浮いているから無料で点検しますよ」
なんて言われたら、頼みたくなってしまいますよね。
結局、屋根修理の押し売りに断ることが出来ず、高額な契約をしてしまい、損害を被ることになってしまう場合もありますよね。
今回は屋根修理の押し売りの手口と断り方、すぐに使える強引な営業に効果的な言葉をご紹介します。
さらに、営業されない為にはどうしたら良いのか、断りきれず契約してしまった場合の対処方法も併せて解説します。
強引な営業の断り方と手口を知っていれば無理に契約させられることはなくなり、金額的な損害も避けることができます。
この記事で、紹介するポイントを押さえれば、屋根修理の強引な営業も断れるようになりますので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
必要のない屋根修理を進めてくる悪徳業者への無難な断り方
実際に「屋根が壊れてますよ」「放置していると雨漏りしますよ」と言われた後に断るのはとても勇気が必要ですよね。
それに屋根のことはよくわからないという方が大半だと思います。
結論、屋根が実際に壊れていてもすぐに雨漏りすることはありませんのでご安心ください。
訪問してきた業者の言われるままにするのではなく、次のように言ってみるのはどうでしょうか。
「教えてくれてありがとう、知り合い(親戚)に屋根屋さんがいて頼んでみるので大丈夫です」
といえば大抵の業者は引き下がります。本当にそのような人がいなくても大丈夫ですし、問題もありません。
このくらい、簡単な返答で大丈夫です。ポイントは「屋根屋さん」と言ってください。
間違っても「大工さん」や「塗装屋さん」と言ってはいけません。
屋根修理は大工さんや塗装屋さんでは出来ません。屋根屋さんいわゆる板金屋さんのお仕事になります。
「大工さん」や「塗装屋さん」と言ってしまうと断りづらくなってしまい、悪徳業者のペースに乗せられてしまいます。
どうしても気になった場合は私たちに相談ください。もちろんご相談、点検、調査は無料で行っています。
他の断り方は次の悪徳業者の押し売りの手口と一緒に解説しますのでご安心ください。
まずは「すぐにそのまま使える屋根修理の無難な断り方」をしっかりメモして、玄関先に貼っておきましょう。
すぐにそのまま使える屋根修理の無難な断り方
教えてくれてありがとう、知り合い(親戚)に屋根屋さんがいて頼んでみるので大丈夫です。
屋根修理の押し売りへの断り方と手口の3つを解説
まず、前提として覚えておきたいのはすべての訪問販売が悪徳業者ではないですが、9割近くは悪徳業者と言われていることです。
自分の家が壊れていると言われてしまって冷静な判断ができないこともありますよね。
悪徳業者の手口はパターン化されています。悪徳業者の手口を知ることで、あらかじめ対策ができるでしょう。
屋根修理の押し売りの手口は以下の3つがよく挙げられます。
・「いますぐに修理しないと大変なことになります」などの不安をあおる場合
・「すぐに契約してもらえらば、大幅な値引きができます」などキャンペーンや割引を強調する場合
・大手メーカーと装うまたは依頼を受けたと言ってくる場合
悪徳業者の手口は3つのパターン化されていますので、冷静に対応できれば何も問題は起きません。
それでは、順番に詳しく解説していきます。
「いますぐに修理しないと大変なことになります」などの不安をあおる場合
- 不安をあおる場合の典型的な話し方
- 「近所の屋根を修理していたら、あなたの家の屋根が浮いていたので声をかけにきた。屋根が浮いている状態だとすぐに雨漏りしちゃうからすぐに修理した方がいいですよ。放置するともっと費用がかかることになる。もうそろそろ作業が終わるからその後に無料で点検してあげるよ」
このような話をされたら悪徳業者の典型的なパターンだと思ってください。
断り方は、先ほど紹介した「すぐにそのまま使える屋根修理の無難な断り方」で大丈夫です。
大切なことなので何度も言いますが、屋根はすぐに雨漏りはしないので冷静に対応してください。
「無料」という言葉に乗せられて、ついつい点検を依頼してしまいそうですよね。
悪徳業者に屋根を登らせることはNGです。理由は次の2つになります。
・屋根の上でわざと壊したり浮かせたりして写真を撮る可能性がある。
・屋根の歩き方がわからないため、屋根材の割れを起こす。
無料だからと言って信頼できない業者を屋根に登らせるのは危険なので、本当に気になる場合は信頼できる修理業者に点検を依頼するようにしましょう。
「すぐに契約してもらえらば、大幅な値引きができます」などキャンペーンや割引を強調する場合
- キャンペーンや割引を強調する場合の典型的な話し方
- 「今日契約してもらえれば30万円値引きできます」
「今キャンペーンやっているので足場代はなしで工事できますよ」
このような大幅な値引きをしてくる業者は悪徳業者の典型例です。
元々の金額を高く設定し、値引きしていかにもお得感を演出する手口になります。
ついついお得だと思ってすぐに契約したくなる気持ちもわかりますが「家族と相談します」と言って断りましょう。
本当に適正な金額なのか知りたい方にはいつも相見積をおすすめしています。
相見積を取る人の中に5社以上から相見積を取る人がいますが3社ほど抑えるようにしましょう。
5社以上から相見積を取ってしまうと各々の業者さんとやり取りが大変になります。
相見積する際は金額の比較だけではなく、担当者との相性も検討してみてください!
屋根修理の失敗しないポイントについては詳しく解説してる記事もありますので気になる方はぜひご覧ください。
大手メーカーと装うまたは依頼を受けたと言ってくる場合
- 大手メーカーと装うまたは依頼を受けたと言ってくる場合の典型的な話し方
- 「〇〇(大手ハウスメーカー)から点検依頼を受けてきました」
「定期点検できました」
そもそも大手ハウスメーカーの人が突然訪問することはありません。
必ず、訪問前に連絡があり、いついつに訪問しますといった電話が来るでしょう。
このような時の断り方は「今忙しいので、また都合の良い日にこちらから連絡します」です。
本当にハウスメーカーなら名刺や会社の連絡先を教えてくれます。
悪徳業者の特徴の1つに「身分を明かさない」ことがあります。
身分を明かしてもらうことは悪徳業者には、有効的な対策ですのでぜひ覚えておきましょう。
押し売り営業に断りきれず契約してしまった時の対処法
悪徳業者の営業は特に言葉巧みです。
突然の訪問で「屋根が壊れているから修理しますよ。近所で工事もしているのでその足場使って工事すれば、今なら30万値引きできます」なんて言われたらついつい契約しちゃいますよね。
もし契約してしまった場合は「クーリングオフ」という制度があります。
- クーリングオフとはどういう制度?
- クーリングオフとは「消費者」を守るためにある制度です。
訪問販売の場合は、契約後8日以内であれば契約を解除できます。
断りきれず契約してしまった場合は、クーリングオフ制度の利用も検討しましょう。
また、消費生活センターに相談してみましょう。
消費生活センターは、クーリングオフについての利用方法や契約してしまった後にどうしたらいいのかも教えてくれますので、クーリングオフの書類の書き方などの不安や疑問がある方は一度相談してみましょう。
悪徳業者に狙われないようにする方法とは
ここまでは、悪徳業者が訪問してきた時の対処方法を解説してきました。
しかし、一番確実な方法は悪徳業者に狙われないようにすることです。
そのために必要なことは自分の家のことをよく知り、管理することだと思います。
庭をきれいに整備する、屋根や外壁も定期的にチェックしてメンテナンスなどが挙げられます。
お住まいの点検や調査を無料で行っている優良業者は多くあります。
もちろん、トラストホームも点検や調査は無料で行っています!
悪徳業者が活発に台風などの自然災害が起こった後はぜひ、お住まいの点検をしてみてください。
とても面倒くさい気持ちもわかりますが、長く住む大切な家だからこそ面倒がらずに定期的に屋根や外壁の状態の目の届きにくい箇所を写真に残しておくようにしましょう。
必ず、その写真が役に立つときが来ます。
屋根修理の断り方のまとめ
これでは、この記事のまとめると3つです。
・早い段階からキッパリと断りましょう
・すぐに雨漏りすることはないので友人や家族に相談する
・もし契約してしまったらクーリングオフ制度を利用する
一番確実な方法は、悪徳業者に狙われない家作りです!
屋根を修理したことがなかったり、周りに相談できる屋根の専門業者がいないと悪徳業者かどうか判断するのは難しいと思います。
トラストホームはそのような方の味方ですのでご安心してください。
あなたの素敵な家づくりをサポートできたらとても嬉しいです。
相談・点検・相見積などお気軽にご連絡ください。