外壁の綺麗が長持ちする防汚塗料を解説
このページでは防汚塗料について簡単に解説しています。
外壁の汚れは、家全体の雰囲気に大きな影響を与えてしまいますよね。
そこで本日は、塗り替えた外壁を、時間が経っても綺麗に保つ防汚性の高い塗料をご紹介させていただきます。
外壁塗料の防汚塗料とは?
防汚塗料とは、汚れが付着するのを防ぐ塗料のことです。
外壁はできる限り綺麗にしておきたいが、工事や費用の負担を考えると、頻繁に塗り替えを行うわけにもいきませんよね。
そこで、防汚塗料を使用することで、塗り替えまでの間隔を伸ばすことができるのです。
高い防汚機能を実現するための秘訣は、水に対するなじみの良さにあります。
この水のなじみの良さのことを親水性と呼びます。
素材の表面が水に濡れたとき、素材と水の接する角度を接触角度といいます。
その角度が大きければ水滴ができやすく、小さければ小さいほど、
水は水滴を作らず、そのまま濡れて広がっていきます。
撥水性とは、この接触角が大きく水をはじくことで、親水性はその真逆の性質であると言えます。
つまり、防汚塗料はこの接触角が非常に小さいため、
雨に濡れても水滴が表面に出ることなく、流れ落ちていくのです。
親水性が高くなるのは原料の性質によりますが、
特にセラミック成分には塗膜を親水化させる作用があります。
これまでの水性塗料ではなかなか難しかった防汚塗料ですが、
このセラミック複合技術により、優れた親水性とともに低汚染性を実現させることができました。
また、セラミックには汚れにくい性質もあり、大気中の廃棄ガスや粉じんなどが
外壁に付着するのも防ぐこともできます。
もし仮に付着したとしても、親水性の効果により、雨で自然に洗い流されていくのです。
防汚塗料は一般的な塗料と比べると割高ではありますが、
長期的なメンテナンスを考えると防汚性の高い塗料を選んだ方が逆に経済的です。