たった6分わかるDIY 台風で屋根が飛んだ時の修理方法
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屋根が台風の際に飛ばされてしまった…
あるいは、訪問業者の人から「屋根が浮いていますよ!」
などがきっかけで屋根の修理を自分でやってみようかな?と思う方も増えてきたと思います^_^
そんな方のために、今回は屋根のDIYの出来る修理についてご紹介します。
この記事で知れること
・屋根が飛ばされる理由
・DIYによる応急処置方法
・DIYに必要な道具一覧
・火災保険活用術
目次
屋根が飛ばされる理由【自然災害に注意?!】
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なぜ、屋根が飛ばされてしまうのかというと…
屋根の棟板金が長期間、屋根の上で風を受け、風圧で釘が緩んでしまうことが原因の1つです。
すると、屋根と棟板金の間に隙間が発生し、より風の影響を受け易くなり、徐々に釘が抜けてしまいます🌪
また、棟板金自体や釘が浮くことで雨水が侵入し、棟板金を固定している芯木が腐ることで更に抜けやすくなっていきます…
こういったものが原因となり、台風などの強風で板金部が飛んでいってしまうのです!
DIYによる応急処置方法【自分でも修繕できる?!】
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まず知っておきたいことは、DIYで行う屋根の修理には、どのような方法があるのかということです!
細かい修理方法を挙げると多数ありますが、市販のもので簡単にできるやり方は、次の3つがあります!
それぞれで期待できる効果が異なるため、屋根の状態に合わせてやり方を変えることが大切です( ^ω^ )
・防水シートを貼りつける
・コーキングで補修する
・パテを塗り込んで瓦を元の形に整える
上記の3つについて詳しく解説していきます。
「防水シートを貼りつける」
切って貼りつけるだけで作業が完了するので、DIY初心者にもおすすめの方法です!!
屋根の劣化による雨漏りを簡易的に防ぐなら、防水シートを貼りつけるだけで効果があります!
雨漏りのしている所を見つけ、そこに防水シートを隙間ができないように貼りつけるだけです(^○^)
これは、商品によって粘着性が異なりますが、強力なものも多いため、多少の雨や風では剥がれることはありません!
また、防水シートはロール状になっているものが多く、はさみで好きな長さや形に切って使えるため、場所を選ばずに使用できる点も魅力です!
「コーキングで補修する」
屋根材のひび割れには、コーキング剤を使用して対応が可能です!
市販のコーキングガンを使用して、ひび割れた部分にコーキング剤を流し込むことで、損傷した部分をふさぐことができます!
密閉性が高いため、きれいにふさげば雨漏りも一時的に止めることができ、作業もそれほど難しくありません( ^ω^ )
作業自体は、屋根材のひび割れや浮いたところを見つけて、コーキング剤で埋めるというシンプルな方法ですが、一部注意点もあります⚠️
コーキング剤は何にでも使用できるわけではなく、日本瓦やコロニアルといった、屋根材の横軸の方向に使用することはできません…
これらの屋根材は横軸方向に隙間がありますが、これは排水を促すための空間です!
そのため、ここをコーキング剤で埋めてしまうと、排水機能が働かなくなり、かえって雨漏りを悪化させてしまいます🙅♂️
また、漆喰の剥がれに使用することも厳禁です!
漆喰とコーキング剤は通気性に大きな違いがあり、漆喰は屋根材の間を埋めながらも、通気性を保っているため排水機能が高いです!
つまり、漆喰をコーキング剤で代用すると、排水の妨げとなり、事態をさらに悪化させてしまうため注意しましょう⚠️
「パテを塗り込んで瓦を元の形に整える」
屋根材が割れたりずれたりしている場合は、パテを塗り込んで元の形に戻すという方法があります!
これは、主に瓦に使用されるやり方で、パテの塗り込み作業に手間がかかるため、中級者から上級者向けの方法といえます。
作業自体は、瓦の割れ目やずれて隙間ができた部分をパテで補修するというシンプルな方法ですが、パテの埋め込みの加減が難しいです…
また、時間もかかりやすい作業なため、複数枚の瓦を補修するとなると、手間がかかってしまいます(*_*)
割れた瓦も自分で修理は可能ですが、初心者向けの方法ではなく、他のやり方に比べると手間がかかることを理解しておきましょう!!
DIYに必要な道具【実は必要なもの!】
屋根修理に必要な材料は、一般家庭には常備していないものがほとんどです(T . T)
しかし、ホームセンターなどで用意できることもあるので、どんなものが必要か確認しておきましょう!!
材料 費用
・南蛮漆喰(2.5kg) 1,300円程度
・変成コーキング剤 500円程度
・防水テープ 600円程度
・着色スプレー 400円程度
・工具代ヘラ 100円程度
・コーキングガン 200円程度
屋根修理のDIYに必要な材料は、上の表にある5つです!
全て1つずつ買ったとして、3,000円前後におさまります!
ただし、修理する範囲が広くなれば、それだけたくさんの材料が必要になりますし、板金や貫板の交換をするときは、材料費がかさんでしまうのでより高くなってしまいます…
火災保険活用術【DIYには使える?!】
![](https://trustgroup.co.jp/wp-content/uploads/2022/06/23721265_s-1.jpg)
DIYをする際には火災保険は使えます!
ただ、ご自分で申請するのははっきり言って面倒です💦
「火災保険申請の流れ」
1 請求窓口へ電話する(保険証書などに記載されてる番号)
2 現地調査員から連絡があるので現地調査の日程を決める
※もし、急いで修理する必要がある場合は、被害状況のわかる写真を、いろんな方向から、 できるだけたくさん撮っておく
3 現地調査に立ち会う
※ここで保険適用されそうかどうか、見込みを教えてくれました
4 保険請求書を書く
5 記載した口座に振り込まれるのを待つ
ここで大切なのが!
上記でご説明した屋根の工事なのですが、手をつけてしまう前に必ず、ご加入されている火災保険会社にご連絡ください!!
なぜなら、冒頭でもご説明させて頂いた屋根の被害は、自然災害によるものがほとんどなので、火災保険をご利用できる可能性が非常に高いです!
しかし、手をつけてしまったあとだと、工事する前の状況がわからないため、火災保険が降りなくなってしまいます(T ^ T)
また、工事する前の状態の写真を撮っておいても、火災保険会社の鑑定人が来る可能性もあるので、保険金が降りない可能性があります!
なので、手をつける前に必ず、写真をとり、火災保険会社に連絡しましょう!
まとめ
ここまでご覧頂きありがとうございます
火災保険のお話をさせて頂いたので、DIYの方が面倒になってしまうのがお伝えできたと思います!!
また、屋根の上での作業は危険ですので、DIYがどうしてもしたい方でなければオススメはできません💦
なので、屋根の不具合を見つけた方は、DIYを無理にすることなく、プロの業者にお願いした方が良いです!( ^ω^ )
弊社では、屋根工事に関するご相談に、真摯に向き合っております!
少しでも気になる点がございましたら、お気軽にご連絡ください。