主な原因は4つだけ?雨漏りの原因を解説
「この間急に雨漏りしてきた」
「雨漏りしているけど、どこが原因かわからない」
「業者呼ばずに自分で雨漏りの原因を調べてみたい」
このようなことを知りたい方をおすすめしたい内容になってます。
雨漏りの原因は、みなさんが思っている以上に複雑です。
どんな雨漏りでも共通すること原因は、お家のどこかに隙間ができていることです。
劣化や台風などの自然災害でできた隙間に雨水が侵入し雨漏りを起こします。
雨漏りが起きた時のNG行動は焦ってしまうことです。
この記事では、雨漏りの原因と修理方法、相場金額とあなたでもできる雨漏りの原因の調べ方についてご紹介します。
この記事を最後まで読んでいただけたら、焦らずに雨漏りについて対処できるようになり、雨漏り修理の悪徳業者に騙さることなく、雨漏りを直すことができます。
それでは、雨漏りの原因について私と一緒に見ていきましょう。
雨漏りといえば屋根は間違い! 雨漏りと間違えがちな事例を2つ解説します。
雨漏りと聞くと、屋根が原因と思い浮かべる方が多いと思います。
最近はでは、屋根材の性能向上や防水性の高い施工技術の生まれてきています。
実は、屋根より壁や窓のサッシ、給排水管の隙間が原因の雨漏りも少なくありません。
「雨漏りかも?」と思っても雨漏りじゃない場合もあります。
特に多いの原因が結露、漏水だった場合です。
窓の近くが濡れていたら、結露が原因の場合も換気をして様子をみてみましょう!
また、「配管周りの壁紙が剥がれている」や「濡れている」場合は水道料金が高くなっていないかもチェックしてみてください!
【雨漏りの原因 】よくある4つ事例を解説!
本題の雨漏れが起きる4つの代表的な原因を紹介していきます。
よくある4つの代表的な事例とは屋根、ベランダ、天窓、外壁です。
この4つの共通点として雨や紫外線が直接当たる部分ですよね。
つまり、お家を1番守ってくれている箇所ということになります!
定期的なメンテナンスや点検をしっかり行っていくことが雨漏りを防ぐためには最も効果的です。
それでは、詳しく事例をみていきましょう。
【雨漏りの原因】代表事例1つ目・・・屋根
雨漏りと言って一番に屋根を考える方も多いのではないでしょうか。
最も雨風の影響を受ける場所のため、家の劣化が激しく雨漏りの原因になりやすい箇所です。
屋根材が割れてしまって雨漏りする場合と板金と呼ばれる部分から雨漏りする場合があります。
屋根が原因で雨漏りしている場合、2階の天井にシミやクロスの剥がれや浮きが起きます。
【雨漏りの原因】代表事例2つ目・・・ベランダ
ベランダは、排水管や笠木(かさぎ)など劣化しやすい部分が多くあります。
人の出入りも多く、モノをぶつけたりなど意外と劣化の多い箇所です。
ベランダの雨漏りは防水加工が劣化してしまった場合と笠木と呼ばれる手すり部分に隙間ができてしまう場合があります。
症状としては、ベランダ下の部屋やベランダの軒天井に雨染みができます。
【雨漏りの原因】代表事例3つ目・・・天窓
天窓は家の中でも風雨にさらされ、接合部分が多い箇所です!
天窓の窓枠はコーキングというもので隙間を埋めています。
天窓から雨漏りをおこしている場合はコーキングの劣化が原因の1つです。
実は雨漏りしやすいNo.1と言えるかもしれません。
コーキングの寿命は一般的に10年から15年と言われています。
外壁塗装の際に打ち替えまたは打ち増しをしてメンテナンスを行いましょう。
【雨漏りの原因】代表事例4つ目・・・外壁
強い雨が吹きつけると、ヒビ割れ部分や劣化しているシーリング材部分から雨水が侵入します。
また、屋根の破損であればひと目でわかりますが、外壁はそうはいきません。
外から見ると気付かないほどの細いヒビでも1枚壁を割ってみたら大きなヒビだった…ということも可能性もゼロではありません。
雨漏り修理方法と費用相場
ここでは、それぞれの修繕方法・修繕期間・修繕金額についてご紹介します。
修繕方法は雨漏りの箇所と原因によって変わってきます。
雨漏りの原因の4つの事例の沿ってご紹介します。
雨漏れ修理方法と費用相場・・・屋根
屋根が原因で雨漏りしている場合は部分補修はおすすめしません。
理由は、屋根の防水シートが劣化している可能性が高いからです。
屋根の構造は屋根材→防水シート→野地板となっています。
雨漏りしてしまっている場合、表面上の屋根材を部分的な補修をしても雨漏りが止まることは少なくすぐに雨漏りしてしまうことが多いです。
屋根が原因で雨漏りしている場合の修理方法は葺き替え工事になります。
屋根の雨漏り修理 費用相場
「スレート屋根の場合」
・スレートの差し替え/1枚当たり 5千~2万円
・棟板金の交換 10万~30万円
・屋根カバー工事 30万~100万円
・スレートの葺き替え 60万~120万円
「瓦屋根の場合」
・瓦の交換/1枚当たり 5千~2万円
・棟瓦の漆喰補修 15万~30万円
・瓦の葺き替え 80万~130万円
その他
・足場仮設 5万~20万円
・下地板の交換 10万~30万円
・破風板、軒天など木部の交換 10万~50万円
・天井の張替え 5万~15万円
雨漏れ修理方法と費用相場・・・ベランダ
ベランダの床部分は防水されていますが、経年劣化によってひび割れを起こします。
なので、10年~15年を目安に防水を取り替えてあげましょう。
手すり(笠木)からの雨漏りは、隙間を塞ぐか部品が変形している場合は交換をします!
ベランダの雨漏り修理 費用相場
・手すりコーキング補修/1m当たり 700~1,000円
・手すり交換 3万~10万円
・ベランダ防水工事 10万~30万円
・床下地交換 15万~20万円
・ベランダ軒張り替え 5万~20万円
・住宅本体木材の交換、補強 10万~50万円
雨漏れ修理方法と費用相場・・・窓サッシ
窓サッシからの雨漏りは、症状が軽度であればすぐにその隙間を埋めてあげれば大丈夫です!!
ただ、水が入り続けていた場合、サッシの下側の外壁内壁自体まで腐食している可能性があります。
その場合は壁の張替えやサッシ自体の交換も必要になります!
窓サッシの雨漏り修理 費用相場
・コーキング補修/1m当たり 700~1,000円
・窓枠補修/1枚当たり 3万~10万円
・窓サッシ交換/1枚当たり 5万~30万円
・外壁の張替え・修繕 10万~30万円
・内部木材の交換、補強 10万~50万円
雨漏れ修理方法と費用相場・・・外壁
外壁からの雨漏りの場合、軽度であれば隙間を塞ぐだけで済みます!
しかし、少し離れた部屋まで水が行っていた場合は、壁の部分張替えなどが必要なケースがあります!
外壁の雨漏り修理 費用相場
・コーキング補修/1m当たり 700~1,000円
・ひび割れ補修/1m当たり 1,000~2,000円
・外壁の部分張替え・修繕 10万~30万円
・外壁のカバー工事 15万~60万円
・内部木材の交換、補強 10万~50万円
雨漏りを自分で調べる方法【職人の手法を教えます!】
専門的な機械を使わずにまずは簡易的に雨漏りをしている箇所を調べる方法をご紹介します。
雨漏りしている可能性がある方や最近点検をしていない方は是非行ってみてください^_^
雨漏り点検方法:目視をして確認する
雨漏りをしている箇所は、室内から見ると、楕円形の黒ずんだ模様が浮かび上がります!
天井などに黒ずみがあると雨漏りしている可能性が高いです。
雨漏り点検方法:ヒビ割れしている
室内の塗装や外壁にヒビ割れを起こしている箇所を見つける。
雨漏り点検方法:瓦がずれ
屋根の瓦などを近くの高い建物から見る。
ずれていたり割れていたりする箇所は危険です。
雨漏り点検方法:コーキング材が剥げ
屋根や外壁などには家を建てるときにコーキング材が塗られています!
外から見たときに、色が剥がれていたり外壁の表面が剥がれていたりする箇所を見る!
雨漏り点検方法:放水をして特定する
目視をして雨漏りをしていそうな箇所が見つかったら、そこへ外側からホースで水を放水してみます!
この際、室内ではビニールシートを敷くなど室内へ水が入る対策をしておきます。
放水をして水が室内へ漏れてきた箇所は、雨漏り箇所と特定することができます!
まとめ
ここまでご視聴頂きありがとうございます。
正直、雨漏りが初めて起きてしまった方は、雨漏りの原因を見つけるのは大変難しいと思います。
雨漏りのチェックポイント4つをおさらいしていきましょう!
よくある4つの代表的な事例とは屋根、ベランダ、天窓、外壁です!
雨漏りをおこしている場合はまずはこの4つを確認してみましょう。
今回お伝えた、雨漏りの原因の見つけ方を実施しても原因がわからなかった方は、
1度リフォーム業者に調査してもらった方がいいかもしれません。
プロならではの、経験と知識からくる細かい調査や見方があります!!
お見積もりご相談は無料ですので、少しでもご不明な点がございましたら、お気軽にご連絡ください!